2009年2月9日月曜日

5日目(地下鉄でスモールズへ)

体調が回復。

お昼はオット作のベーコンとジャガイモのスパゲッティ、
夜はチエコ作の肉じゃがを食べる。

あったかくなった!
気温が上昇したのでわたしのテンションも急上昇する。
アストリア・ディトマーズの街を1人散歩した。

あったかくなったら、街行く人も上機嫌に。
この街の人はみんな暗いんだと思っていたが、
みんながにこにこしているのを見て安心した。


夜、21:00に家を出て、astoria ditmarsの駅から、
電車に乗ってグリニッジ・ビレッジにある、
ジャズのライブハウス「smalls」へ。
これを見た。

Seamus Blake(TSX)
Dave Kikoski(P)
Lage Lund(G)
Bill Stewart(Ds)
Matt Clohesy(Bs)


ものすごく混んでいた!
でも、早く行ったので、はじっこのソファ席に座れた。
ドラムの人がとても有名だから、お客さんが
わんさか集まったらしい。

聴いた感想。

・ギターのラゲがすごく良かった。ラゲが大好き。
 ラゲかわいい。ラゲうまい!

・みんなとてもうまい。
・曲が難解なせいか、最初3曲ぐらいはドラムが
 かみ合ってない感じがした。

・ピアノの人は、とてもエモーショナルな演奏で、
 見ていて楽しかった。
 途中で手が3本あるんじゃないかと思うような音の
 重ね方をするので、すごいなぁと思った。

・サックスの人が、途中でギターを持って歌い出した。
 かなり驚いたし笑えた。「お前が歌うんかい!」

・曲が、どれもぐじゃぐじゃしていて、リズムに乗って
 聴こうとしても、途中でズレてしまい、乗り切れなかった。
 コンテンポラリーの香り。

もう眠いなぁ(12時くらいだった)と思ったのとほぼ同時に、
サックスの人が急に歌いだした(!)ので店を出る。

そしたら、外にはまだお客さんが列をなしていた!
今日は暖かかったが、それにしても熱狂的なジャズ好き、音楽好きが
NYにはたくさんいるんだなぁと思った。
というか、ドラムの人がすごいかららしい。


帰りの地下鉄。
深夜に外国の地下鉄に乗ってると思うと、とても怖かった。

駅のホームには、楽器を演奏している人がいた!
ほぉ~、これが噂の!と感動。
ホーム内は音が響いて、演奏する人も楽しそうだ。


電車の車内で、ありとあらゆるタイプの人を見る。

肌の色も、顔のつくりも、体重も、身長も様々。
人間てかなりバリエーションがあるんだなぁ、と実感。
こんなに狭いところに、いろんな人間が集まっているのは、
圧巻だ。
いろんな人間をコレクションした箱の中みたい。

しかしまぁ、駅構内やホーム、地下鉄は、とてもこわい。

突然変な人が変なことを始めるのではないか、と思うような。
あらゆる人がいるだけに、みんながどんな常識にのっとって
行動しているのか、どの行動が変でどの行動が普通なのか、
それすら決まってないような。


常識ってなんだろう!不思議な気分に陥る。

うちのある、アストリア方面行きの電車内には、日本人、韓国人、
中国人がたくさんいる。

うちの駅に近づくに連れて、だんだん危険な感じが減って行く。
わたしの住む街の駅は、平和で穏やか。
駅に着くととても安心した。

まだまだニューヨークや地下鉄には慣れない。

アストリア・ディトマーズの駅から電車に乗るととたんに、
冒険の気分。

安全は、お金と常識的な行動、そしてオットによって護られている。

しかし最終的には運。

わたしはいっつもツイてるから、超あんぜーん。

…とか、慢心するのは超きけーん。


普通が一番いい。

0 件のコメント:

コメントを投稿